最近、店内にフォトブースを設置するペットサロンが増えています。
お店やお客様にとって様々なメリットがあり、手軽に導入できるので非常にオススメの施策です。
これから開業を予定されている方はもちろん、現在運営しているサロンに変化をもたらしたいとお考えの方は一度検討してみてはいかがでしょうか。
当記事では、ペットサロンにフォトブースを設置する4つのメリットについて説明していきます。
メリット①『ちょっとした感動』に彩りを加えるフォトブース
フォトブースは、素敵な写真が撮れるように背景や小物を用意した、写真撮影のためのスポットのことです。
結婚式やイベント、観光地でよく目にするフォトブースですが、ペットサロンでも活躍します。
フォトブースを使って撮影することで、その世界観に入り込んだような写真を撮ることができるだけでなく、サロンのイメージやテーマを空間づくりに反映できます。
大掛かりな内装工事をする必要はないので、気軽に店内の雰囲気を変えることができます。
よりお手軽な、フォトプロップス(=撮影に使う小道具。写真を楽しく演出するアイテムの事)を使用するのも良いでしょう。
写真に特別な雰囲気をプラスすることができるので、ソーシャルメディアでの投稿を促す効果もあります。
ペットサロンでの施術は、衛生面や健康の維持に必要なだけでなく、普段の生活を明るくするような『ちょっとした感動を提供する』という側面があります。
主にはデザイン性の高いカットでワンちゃんがさらに可愛いくなったり、イメチェン・変身することによる、ちょっとした感動です。こちらの方が重要とも言えますね。
サロンのテーマやテイストと統一感のあるデコレーションで、可愛く変身した姿を写真に残すということは飼主様にとって良い思い出になり、小さな感動を得る体験となります。
フォトブースで写真をとることで何気ない日常の思い出を形に残すきっかけになるので、デコレーションだけでなく撮影機材にこだわり、設備投資してみるのも良いでしょう。
メリット②SNSでのコミュニケーションの題材に
フォトブースで撮影したペットと一緒に過ごした楽しい瞬間の写真は、SNS上でシェアするためのとっておきの題材になります。
新しくペットサロンを開業するのであれば、SNSアカウントも併せて開設し、思わずシェアしたくなるようなフォトブースを制作しましょう。
SNSは、現代のコミュニケーションツールです。
考えや体験、感動したことをシェアしたり、他者が投稿したコンテンツに『いいね』やコメントすることを通じて、他者とのコミュニケーションをとり、共通の価値観を持つ人々との繋がりを感じることができます。
あなたのサロンに関する投稿について、ペット好きのコミュニティの中でコミュニケーションが生まれれば、サロンの認知が高まり集客のチャンスを広げることができます。
しかもSNSでサロンについて投稿すれば(されれば)、エリアに囚われず情報発信することができます。
ペットサロンは定期的に通う必要があるので、自宅から近いことを条件に選ぶことが基本ですが、あなたのサロンが最寄りのお店ではなくても、特別な体験や特別な感動に関心を持っていただくことで、リーチできる商圏を拡大する可能性が生まれます。
トリマーとの相性が合わなかった、満足できるサービスが提供されなかった、予約が取れない… などの理由で最寄りのペットサロンに通えず、エリアを広げてサロンを探している方も少なからずいるはずです。
SNSのほかにも、Google Buisiness Platoform(Googleマップ)でサロンについて投稿することで、サロンを探しているお客様へのアピールになります。フォトブースを定期的に模様替えすれば、更新が滞ってしまうことが防げるので一石二鳥です。
フォトブースを導入して、SNS運用に活かしていきましょう。
メリット③模様替えでインテリアの鮮度を保つ
フォトブースを設置すれば、手軽に模様替えをすることができます。
大掛かりな内装工事を必要としないので、サロンの雰囲気を変えたいと思ったときに素早く対応できます。
こまめに模様替えをすると、お客様にとって来店するたびに発見があり
「次に来るときは、どんなデコレーションになっているかな?」とワクワクさせることができます。
そのようなちょっとした楽しみがあれば、次回の来店が待ち遠しくなりますよね。
施術が終わってお見送りするまでに、次回の予約をいただいておきましょう。
内装はお客様とのコミュニケーションの題材にもなります。スタッフとのちょっとしたやり取りや一言があるだけで、サロンの印象ががらっと変わります。
そのような一見ささいなことがSNSやGoogleマップなどの口コミに投稿され、集客へとつながることも珍しくありませんので、フォトブースをコミュニケーションのきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
メリット④オリジナルグッズの制作でファンを増やす
フォトブースで撮影した写真をプリントして、トートバッグやTシャツ、マグカップなどのオリジナルグッズを作成しましょう。
新しい物販商品を企画・開発することは、スタッフの教育による品質向上や、新しい技術メニューの企画・開発よりも手軽に取り入れられる差別化戦略の一つです。
さらに、フォトブースをこまめに作り変えていれば『期間限定感』が生まれ、よりスペシャルなアイテムになります。
このサロンでしか手に入らない。しかも今しか手に入らない・・・そんなアイテムなら、きっとお店のファンを増やしてくれるでしょう。
写真に限らず、手に取って実際に使えるプロダクトにすることで、思い出を形にする効果が強くなり、ペットと飼主様との絆がさらに強くなります。
ペットは人間よりも数倍早く歳をとり、いつか必ず別れがやってきます。
手に取れるプロダクトとして手元に残すことで、その瞬間の思い出を振り返るきっかけになります。
そしてオリジナルグッズは、サロンの宣伝効果を期待できます。
お店のイメージカラーと併せてデザインし、サロンロゴも添えてプリントすることで、ブランドイメージとの統一感を演出しましょう。
ペット好きのコミュニティの中で、あなたのサロンの認知を高めるきっかけになります。
フォトブースの設置にあたり気を付けたいこと
サロン内にフォトブースを設けるにあたり、注意するべき点があります。
まず、フォトブースがペットにとって安全な環境であることが重要です。
尖った角や危ない素材を避け、ペットが安心して立ち入れるように工夫しましょう。
良い写真を撮影するためには、明るさの調整がポイントとなりますので、照明などに必要な電源を確保しつつ、配線を安全かつスッキリと隠れるように工夫しましょう。
そして、フォトブースの広さについてです。ペットがリラックスして楽しく撮影するために、充分なスペースを確保しましょう。
とはいえサロンの広さは限られますので、全体の配置を考慮してペットとオーナーが快適に利用できる場所に設置することが重要です。
安全で、窮屈にならず撮影を楽しめるフォトブースが導入されれば、お客様に良い印象を与えることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
フォトブースは手軽に取り入れられて、あなたのサロンが提供する『ちょっとした感動』に
プラスアルファの彩りを与えてくれます。
有効に活用できれば顧客満足の向上や集客のきっかけになりうる、オススメの施策です。
この機会に一度検討していただけると嬉しいです。
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