「手描きができる電子カルテを使ってみたい」
「キーボード入力は苦手だけど、手描き入力ならできるかなぁ」
「手描きができるカルテを使っているけど、もう少し描きやすくならないかなぁ」
このような要望や悩みを抱えている方も多くいらっしゃるかと思います。
お一人のオーナーサロン様ですと、自分のことだけで判断できますが、一緒に働くスタッフがいるサロンですとそうもいきません。電子カルテの導入選定する際には、実際に現場で利用するスタッフのIT機器の操作力や理解力といったITリテラシーを考慮する必要があります。
そのため、電子カルテを選ぶ際には、手描き入力、キーボード入力、音声入力などインプット方法の多様性があると融通が効きます。それと操作のわかりやすさ、簡単さも大切な選定条件となります。
A’staffの電子カルテは、インプット方法の多様性と操作のわかりやすさで、紙のカルテから電子カルテへ移行しやすかったという声をいただきます。その導入しやすさの特徴の1つに「手描き」ができることが挙げられます。
そこで今回は、iPadの手描きカルテを利用している方やご興味をお持ちの方に、手描きカルテをもっと楽しく便利にする3種のツールをご紹介します。手描きのカルテを使う際に、もっと楽しく便利に利用するためのツールとしてこの記事の情報を参考にしていただければ幸いです。
私たちは、サロン向け電子カルテ「A’staff(エースタッフ)」を開発・提供する会社。メーカーならではの情報を交えながら、わかりやすくお伝えしていきますので、初心者の方もご安心ください。
今すぐ詳細を知りたい方は、こちらよりお問い合わせください。
Apple Pencil(アップルペンシル)
A’staffの電子カルテでは、どんな場面でApple Pencilを利用するの?
A’staffの電子カルテサービスでは、下記の場面でApple Pencilを利用します。
・撮影した画像に手描き入力
・カルテのメモに手描き入力
・同意書の署名に手描き入力
など電子カルテの様々な入力業務でApple Pencilを利用します。
iPadは利用したことがある、もしくは利用しているけどApple Pencilは利用したことがない。Apple Pencilに興味はあるけど、自分のiPadに対応しているのかわからないし使い方がわからない。
そのような方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのような方のために、Apple Pencilについて簡単にご紹介します。
Apple Pencilは、今まで(2024年6月時点)4種類発売されています。
モデル | 発売年 |
Apple Pencil Pro | 2024年 |
Apple Pencil (USB-C) | 2023年 |
Apple Pencil (第2世代) | 2018年 |
Apple Pencil (第1世代) | 2015年 |
A’staffの電子カルテで推奨しているiPadへの対応は?
電子カルテ機能で推奨していますiPadのモデルは、iPad(第7世代~第10世代)になります。推奨モデルのiPad(第7世代~第10世代)に対応しているApple Pencil(アップルペンシル)をご紹介します。
iPad シリーズ(無印) |
|||
モデル |
発売年 |
Apple Pencil (第1世代) |
Apple Pencil (USB-C) |
iPad(第10世代) |
2022年 |
〇 ※1 |
〇 |
iPad(第9世代) |
2021年 |
〇 |
× |
iPad(第8世代) |
2020年 |
〇 |
× |
iPad(第7世代) |
2019年 |
〇 |
× |
※1 Apple Pencil(第1世代)を iPad (第10世代) とペアリングして充電するには、USB-C – Apple Pencil アダプタが必要です。
Apple Pencilは、互換性がほとんどないので、どのモデルのiPadで対応しているのかを確認する必要があります。iPadのモデルは、iPad mini やiPad Air、iPad Proなどの種類があります。また第〇世代によっても対応できるかありますので、お手持ちのiPadに対応しているモノを選びましょう。
お手持ちのiPadモデルや第〇世代を確認する方法は、以下の方法で確認できます。
■iPadのモデル番号は「iPadの背面」
iPadの背面には「iPad」という文字が書いてあります。その下に小さな文字列を確認できます。その中のAから始まる4桁の数字がモデル番号になります。
■iPadの設定から確認
【設定】>【一般】>【情報】の順番に選択し、そこに表示される【モデル番号】のところに部品番号が表示されています。こちらをタップするとモデル番号(Aから始まる4桁の数字)を確認できます。
Apple Pencilの特徴
Apple Pencilには、下記のような特徴があります。
・鉛筆やペンと同じくらい簡単に自然に使えます
・線の強弱、濃淡の表現、鉛筆のように芯を寝かして描けるなどアナログのような筆圧感知
・傾きを感知して濃淡も表現可能
・遅延(レイテンシー)の少なさ、描画タイムラグを感じない
・手をあえて認識せずペンのみの操作が可能(誤作動の防止)
・ペアリングなどの設定の簡単さ
・短時間の充電で長時間の使用が可能
ペーパーライクフィルム
「電子カルテの手描きメモだけど、紙のような質感で文字をかけたらなぁ」とお悩みの方はいませんか?
そんな方にiPadの便利アイテム「ペーパーライクフィルム」をご紹介します。
ペーパーライクフィルムとは?
ペーパーライクフィルムとは、紙のような質感の液晶保護フィルムです。一般的なフィルムは、iPadの液晶画面は表面がツルツルしているため、文字やイラストを書きにくく感じてしまう場合があります。ペーパーライクフィルムは、適度な摩擦を実現でき、まるで紙に書き込む感覚で使用できるのが特徴です。
と同時に液晶保護フィルムなので、iPadのディスプレイを保護する性能も備わっています。
ペーパーライクフィルムを選ぶポイント
■iPad対応モデルをチェック
iPad対応のペーパーライクフィルムを選ぶ際は、対応モデルをチェック。iPadといってもiPad AirやiPad Pro、iPad miniなど種類が豊富です。それぞれに複数の画面サイズが存在しているため、自分のiPadに対応したサイズを選びましょう。もし、自分の使用しているiPadの画面サイズが分からない場合は、iPadの設定画面などで確認してみてください。
■摩擦感
紙にも種類があるように、ペーパーライクフィルムにも摩擦感によって「上質紙タイプ」「ケント紙タイプ」など種類があります。摩擦感が強いほど抵抗が強く、引っかかりのある書き心地を実現。文字を書くことが多く、ペン先をしっかり止めたい方は摩擦感が強いモノがおすすめ。
一方、摩擦感が弱いモノは引っかかりが少なく、なめらかな書き心地を得られます。書き心地は人によって好みがありますので注意しましょう。
■透明度
iPad用のペーパーライクフィルムを選ぶ際は、透明度にも注目。ペーパーライクフィルムは、表面がザラザラしているため、画面がやや白っぽく見えてしまう場合もあります。動画や写真を見る機会が多い方には、見にくく感じてしまう場合があります。そのため、用途に応じてフィルムを取り外して利用したい方には、着脱式のペーパーライクフィルムがおすすめです。
ペーパーライクフィルムは、まるで紙に描いているかのような質感を実現できるため、Apple Pencilを使う方におすすめ。自分の持っているiPadの画面サイズに合ったモノを選ぶことが重要です。そのほか、摩擦感などを考慮して、自分にぴったりのモノを見つけて、ストレスのない手描きカルテを楽しみましょう。
Apple Pencil交換ペン先 ELECOM(エレコム)
「電子カルテの手描きメモだけど、シャープペンのような描き心地で文字をかけたらなぁ」とお悩みの方はいませんか?
そんな方にApple Pencil対応の便利アイテム「Apple Pencil交換ペン先 ELECOM(エレコム)」を紹介します。
Apple Pencil交換ペン先 ELECOM(エレコム)の特徴
・ApplePencil(第1世代)、(第2世代)、(USB-C)に使用可能です。
・ペン先が約1mmと細く、接地点とのズレを軽減できるため、狙ったところに書き込みやすい。
・イラストだけではなく小さな文字や漢字を含んだメモを書くのにも最適です。
・ペン先は、摩擦に強い高感度の銅製素材を採用。ペン先が削れにくいので、交換頻度が減りランニングコストを抑えることが可能です。
※iPadには必ず液晶保護フィルムを貼ってご使用ください。
Apple Pencil交換ペン先 ELECOM(エレコム)を使ってみた感想
・ペーパーライクフィルムと一緒に使うと、更に紙に書いているよう書き心地になります。
・文字を書いた際の「とめ」「はね」「はらい」の感覚が、シャープペンの書き心地の感覚に近づきます。
「Apple Pencil交換ペン先 エレコム(ELECOM)」は、シャープペンのような書き心地を実現できるため、Apple Pencilを使う方におすすめです。
まとめ
今回は、iPadの手描きカルテに興味をお持ちの方に、手描きカルテをもっと楽しく便利にする3種のツールを紹介しました。手描きのカルテを使う際に、利用するツールとしてこの記事の情報を参考にしていただければと思います。様々なメーカーの商品がありますので、自分にぴったりのツールを見つけて、ストレスのない手描きカルテを楽しみましょう!
弊社の電子カルテやPOSシステムにご興味ある方は、下記ホームページから資料請求などご連絡ください。「電子カルテのみ」の導入検討も大歓迎です。下記よりお問い合わせください。