あなたの美容室のVIP客比率、どのくらいか把握していますか?
美容室やサロン経営を安定させる優良顧客・VIP客。
美容室への貢献度が高く、優良顧客・VIP客層を増やすことが美容室経営の安定につながります。
理想のVIP客比率は、10%???
美容室の理想のVIP客比率が10%以上とも言われています。
「美容室の理想のVIP客比率が10%???」
といってもピンときませんよね。
そこで美容室のVIP客比率10%という数字が、高いのか?低いのか?を検証してみました。
実際に、美容室の繁忙期ではない6月の技術売上が200万以上のスタイリスト50名を対象に、VIP客比率を検証してみました。
仮説として「月の売上が200万以上のスタイリストであれば、VIP客比率は高いのではないか?」を立て、対象を抽出して検証。
【計算式】
VIP客比率 = VIP客カルテ枚数 ÷ 年間総カルテ枚数
(※VIP客の定義は、年間売上10万円以上、来店回数10回以上とします)
上記グラフは、VIP客比率とVIP客数を表したグラフです。
VIP客比率が10%以上のスタイリストは50名中7名、VIP客比率の平均は、5.3%。
この結果からVIP客比率が10%以上という数字は、いかに大変な数字かがわかります。
スタイリストになって数年でVIP客比率10%以上というのは、とても難しいことです。
しかし、最高で19.8%というスタイリストがいることも事実です。
10%を超えるスタイリストの経験年数は、ほぼ10年を超えています。
経験を積み重ねて顧客との関係性を築いていくことを継続した結果、たどりつける数字です。
美容室のVIP客比率、把握していますか?
美容室向けのPOSシステムを導入していれば、こういった数字は簡単に出るはずです。
もし仮にPOSシステムを導入していない場合は、このような貴重な顧客情報を確認することに、相当な時間を要してしまいます。
POSシステムを導入していると導入していない場合では、スタート地点で大きな差が生まれます。
例えば、2つの山の中に金が埋まっているとします。
1つの山は、既に金が埋まっている位置がわかっています。
もう1つの山は、どこに金があるかまだわかっていません。
同時に金を見つけ始めたとしたら、どちらが効率よく先に見つけますか?
埋まっている位置がわかっている方が、簡単に効率よく見つけますよね。
VIP客の顧客情報も同じです。
これから先、美容室にとって大きな貢献が期待できるVIP客をいつでも把握しておくべきです。
POSシステムを利用することで、そういったお客様をすばやく把握し、提案や応対を行うことでよりお客様を育て、関係性を深めていくことができます。
まとめ
今回は、美容室のVIP客比率についてご紹介しました。
美容室やサロン経営を安定させる優良顧客・VIP客。
美容室への貢献度が高く、優良顧客・VIP客層を増やすことが美容室経営の安定につながります。
美容室向けPOSシステムを活用し、そしてVIP客層を増やして美容室経営の安定~成長につなげていただけたら幸いです。